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機械の仮病

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機械の仮病
著者 秋田禎信
イラスト moti
ジャンル 社会派SF
連載
連載誌 別冊文藝春秋
期間 2009年5月号 - 2010年3月号
回数 全6回
単行本
レーベル 文藝春秋単行本
巻数 全1巻
機械の仮病
文藝春秋単行本
発売日 2010年11月24日
発行日 2010年11月25日
価格 構文エラー: 認識できない区切り文字「{」です。 (税込)
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ISBN 978-4163297705
発行 文藝春秋

機械の仮病』(きかいのけびょう)は、秋田禎信の小説。文藝春秋単行本。2009年から2010年にかけて『別冊文藝春秋』で連載(全6回)。連載版のイラストはmoti

概要[編集]

機械化病」と呼ばれる原因不明の奇病が偏在する現代の日本を背景に、社会に潜んだ謎の病に翻弄される現代人の人間模様を描く、社会派オムニバス・シリーズ。

『別冊文藝春秋』2009年5月号から2010年3月号まで連載され、2010年11月24日に文藝春秋より単行本が発売された。

ストーリー[編集]

体内器官の一部が突然「歯車」や「ネジ」といった機械の部品へ置き換わるという現代の奇病「機械化病」。外見の変化も自覚症状も無いため、精密検査を受けない限り発見されることはない。病原は一切不明。それ故、対処法も発見されていない。しかし不思議なことに、不気味な病ではあるものの、機械化病そのものが心身の健康を損なうようなことは無かった。

機械化病の存在が発覚した当初、マスコミはこれを連日センセーショナルに報じたが、普段の生活には全く影響が現れないことが判ると、やがて話題は風化していき、誰もが興味を失っていった。

ところがそれから数年後、ある時期を境にして巷では奇妙な事件が頻発するようになる。そしてそういった事件の陰には必ず、人々に忘れられつつあった機械化病が息を潜めていた。

目次[編集]

  • 第1話 「機械の仮病」[1]
  • 第2話 「無垢の父母会」[2]
  • 第3話 「走る者は静止しない」[3]
  • 第4話 「終端サークル」[4]
  • 第5話 「白く、甘く、やわらかく」[5]
  • 第6話 「犯人捜し」[6]

初出[編集]

  1. 別冊文藝春秋2009年5月号
  2. 別冊文藝春秋2009年7月号
  3. 別冊文藝春秋2009年9月号
  4. 別冊文藝春秋2009年11月号
  5. 別冊文藝春秋2010年1月号
  6. 別冊文藝春秋2010年3月号

関連リンク[編集]