「巡ル結魂者」の版間の差分

2014年11月3日 (月) 16:45時点における版

『巡ル結魂者』（めぐるリンカ）は、秋田禎信のライトノベルシリーズ。イラストは菊池政治。

講談社ラノベ文庫（講談社）刊、既刊4巻。

ストーリー

日本のごく普遍的な男子高校生である高城航斗は、ある日突然目の前に現れた少女、メイマスモゴリアに強引に導かれ、次元を超えた異世界へと召喚されてしまう。日本とよく似た言語や文化を持つその異世界には、「リンク」と呼ばれる独自の魔法技術と、その技術を会得した女性「リンカ」が存在した。メイと共にリンカ管理局の施設内に出現した航斗は、駆け付けた守備隊の拘束を受けるが、火曜テイカを始めとするリンカ学校の生徒・教師たちに助けられ、リンカ学校に特待生徒として在籍することとなる。

登場人物

リンカ訓練校

高城航斗 （たかしろ かずと）

異世界に召喚された日本の男子高校生。自らを召喚した張本人である聖女メイマスモゴリアとリンクし、禁忌とされる男性のリンカとなる。リンカの訓練施設で実験動物に襲われていたところをリンカ訓練生の火曜テイカに助けられ、守備隊の拘束を脱した後、リンカ学校のテイカのクラスに編入する。

メイマスモゴリア

通称メイ。200年前に死亡し霊魂となった伝説にして最後の魔法使いで、リンクの技法を編み出したリンカの祖。「よく似た異世界」から高城航斗を召喚し、彼とリンクの儀式を行う。

火曜テイカ （かよう テイカ）：ドラゴンリンカ

リンカ学校の訓練生。リンカ管理局でロックベアに襲われていた航斗を助け、後にクラスメイトとなる。

銀河アズラ （しらかわ アズラ）：アイボールリンカ

テイカのクラスメイト。12歳。かつてテイカに命を救われた過去を持ち、崇敬する彼女を追ってリンカ学校に入学した。素性の知れない航斗に世話を焼くテイカを見て、航斗に敵意を向ける。銃を得意とする。

遠藤エコ （えんどうエコ）：キャットリンカ

テイカのクラスメイト。

鋼俣ハナ （こうまたハナ）：レプラコーンリンカ

テイカのクラスメイト。発明好きで守銭奴。

八鹿トアコ （ようか トアコ）：ムーンウルフリンカ

テイカのクラスの担任教師。何事にも合理性を求める性格だが、どこかズレている。守備隊に所属する八鹿シズは双子の妹。

葛蓮ユーハ（くずはす ユーハ）：ストームナーガリンカ

ミズキ班の生徒。テイカ、エコとは昔馴染みだが、現在テイカとは犬猿の仲。

往生キクル（おうじょう キクル）：アタックビーリンカ

ユーハのクラスメイト。

ハンドレッドスレイダース

雪王ライガ （ゆきおうライガ）

「山賊」ことハンドレッドスレイダースの頭目。航斗と同じく男性のリンカで、魔法使いとリンクしている。

既刊一覧

講談社ラノベ文庫 （既刊3巻）

1. 巡ル結魂者1 ISBN 978-4-06-375321-9 2013年9月2日
2. 巡ル結魂者2 ISBN 978-4-06-375352-3 2013年12月27日
3. 巡ル結魂者3 ISBN 978-4-06-375393-6 2014年7月2日
4. 巡ル結魂者4 ISBN 978-4-06-381414-9 2014年10月31日