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|発行 = [[TOブックス]] | |発行 = [[TOブックス]] |
2015年12月1日 (火) 07:02時点における最新版
TOブックス単行本 | |
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著者 | 秋田禎信 |
イラスト | |
発売日 | 2009年12月22日 |
発行日 | 2009年12月22日 |
価格 | 7000円+税 |
ISBN | 978-4-904376-14-0 |
発行 | TOブックス |
『秋田禎信BOX』(あきたよしのぶボックス)は、秋田禎信のボックス仕様の単行本集。発行・発売元はTOブックス。完全予約限定生産として発売され、現在再販の予定は無い。
目次
概要[編集]
四六判ソフトカバー単行本の3巻セット。内訳は、第1巻「魔術士オーフェンはぐれ旅」、第2巻「エンジェル・ハウリング」、第3巻「未収録短編集」となっている。
『秋田禎信BOXプロジェクト』は、秋田禎信の公式サイト『モツ鍋の悲願』で不定期連載された『魔術士オーフェンはぐれ旅』の後日談『あいつがそいつでこいつがそれで』の書籍化を発端に派生展開された企画である(発売までの経過を参照)。書籍化の決定にあたり、当該作を改訂した『キエサルヒマの終端』(長編)に加え、『約束の地で』(長編)、『魔王の娘の師匠』(中編)、『怪人、再び』(『プレオーフェン』短編)の3作が新たに書き下ろされた。
さらに、『エンジェル・ハウリング』シリーズから2作(長編)、『パノのもっとみに冒険』シリーズから1作(短編)が書き下ろされたほか、これまで文庫または単行本に収録されていなかった雑誌掲載作品(『魔術士オーフェンまわり道』シリーズ、『エンジェルハウリング外伝 スィリーズ・アワーズ』、『リングのカタマリ』、『パノのもっとみに冒険』シリーズ)についても、この機会にまとめて再収録される運びとなった。
イラストについては、草河遊也(『魔術士オーフェン』)と椎名優(『エンジェル・ハウリング』)の両名がそれぞれ第1巻と第2巻のカバーと口絵ピンナップを描き下ろし、挿絵は『パノのもっとみに冒険』の連載時に掲載されたもの(イラスト:きゆづきさとこ)のみ収録となっている。
2011年11月より『魔術士オーフェンはぐれ旅』の新シリーズが開始されることを受け、第1巻収録分の3作品が、新装丁の単行本として2冊に分冊されて再刊行されることが決定した。(詳細は「魔術士オーフェンはぐれ旅 (新シリーズ)」を参照)
収録内容[編集]
★は書き下ろし
第1巻 「魔術士オーフェンはぐれ旅」[編集]
第2巻 「エンジェル・ハウリング」[編集]
- サーヴィル・キングス (眠る王権) ―from the aspect of MIZU ★
- ガールズ・ハンティング (託す幕間) ―from the aspect of FURIU ★
- スィリーズ・アワーズ (どうでもいい時間) [2]
第3巻 「未収録短編集」[編集]
初出一覧[編集]
- ↑ 不定期連載『あいつがそいつでこいつがそれで』の改訂版
- ↑ ドラゴンマガジン2000年10月号増刊ファンタジアバトルロイヤル
- ↑ 角川mini文庫、1997年11月
- ↑ 角川mini文庫、1998年9月
- ↑ ザ・スニーカー2005年8月号
- ↑ ドラゴンマガジン2006年2月号増刊ファンタジアバトルロイヤル
- ↑ ドラゴンマガジン2006年5月号増刊ファンタジアバトルロイヤル
- ↑ ドラゴンマガジン2006年8月号増刊ファンタジアバトルロイヤル
特典[編集]
- 豪華装丁ボックス
- 描き下ろし口絵ピンナップ
- アニメイト限定特典「あとがきのあとで」
- 秋田禎信インタビュー小冊子 (A6判・6ページ)
発売までの経過[編集]
- 2008年9月1日 - 『モツ鍋の悲願』の雑記ページにおいて「1年間毎日更新」が宣言される。
- 2008年9月4日 - 『あいつがそいつでこいつがそれで』第1回が掲載。
- 2008年9月6日 - ニュースサイトGigazineに記事として取り上げられる。
- 2008年9月10日 - 最初のインターバル。連載の趣旨が説明される。
- 2008年11月19日 - 『あそこそ』執筆にまつわる経緯と事情が説明される。また、ある出版社(ティー・オーエンタテインメント)から連載の書籍化の打診を受けていることを明かした上で、それについての意見を募るメールボックスが設置される。
- 2009年2月22日 - 意見募集に対する大きな反響を受け、書籍化に向けての方向性が決まったことが発表される。書き下ろし短編のネタ募集開始。
- 2009年3月7日 - 書き下ろしネタの選考、投票開始。
- 2009年3月14日 - 単行本に収録する未収録原稿を読者に抽選公募。書き下ろしが『プレオーフェン』編に決定。
- 2009年3月25日 - 不定期メールマガジンが発足。企画タイトル『秋田禎信BOX』が発表される。
- 2009年4月5日 - 『あそこそ』の連載が終了。
- 2009年8月28日 - 『秋田禎信BOX』公式特設サイトが開設。予約受付開始。
- 2009年10月9日 - 秋田禎信合同インタビューが行なわれる。
- 2009年10月30日 - 予約受付終了。
- 2009年12月22日 - 発売。
ネタ企画募集[編集]
『あいつがそいつでこいつがそれで』の書籍化が進められる中、秋田は公式サイト上で単行本に収録を予定している書き下ろしに触れ、その内の1本の内容を「『モツ鍋』閲覧者を対象としたリクエスト募集および投票によって決定する」という企画を発表した。
2009年2月22日、物語の基礎となる設定(登場人物、時代など)をメールで募り、その中から秋田が選考した3候補による決戦投票が3月7日から14日までの1週間にわたって行なわれた。
- プレオーフェン編の勢揃い
- 教師になる以前のチャイルドマンのお話
- 魔王オーフェン対キース
Aは「……なんで髭が?」
Bは「ブラディ・バース・リン。まったく悪いとは思っていないが、まあ、死んでもらう」
Cは「ところでさ、俺らもうじき、死ぬよな」
から始まります。なんとなく決めました。
開票の結果、Aの「プレオーフェン編の勢揃い」が最多得票により決定した。これはBOX第3巻「未収録短編集」に『魔術士オーフェン・往時編 怪人、再び』として収録された。
秋田禎信BOXプロジェクトメルマガ[編集]
ティー・オーエンタテインメントが発行していた不定期メールマガジン。2009年3月25日に創刊し、11月13日まで全13号が配信された。
参照リンク[編集]
- 秋田禎信BOX 公式サイト
- モツ鍋の悲願 仕事 > 秋田禎信BOX
- モツ鍋の悲願 雑記 (2008.11.19~21、2009.1.31、2.22、3.7~8、3.12、3.14)
- 「魔術師オーフェン」「エンジェル・ハウリング」のその後を描く書き下ろし小説を収録した「秋田禎信BOX」が登場 - Gigazine
- 秋田禎信の世界がBOX化! 「魔術師オーフェン」などの書き下ろしを収録 - マイコミジャーナル
- プロの小説家になるにはどうすればいいのか?「魔術士オーフェン」で有名な小説家、秋田禎信さんにインタビュー - Gigazine
- 「魔術士オーフェン」や「エンジェル・ハウリング」の新たなる世界が広がる - 「秋田禎信BOX」発売記念 - マイコミジャーナル
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